いつか夜空で

アマチュア無線局"JI1OFO"の業務日誌

昭和の子供が熱中した"アマチュア無線"。 「少年」は「おじさん」となり、令和の時代を迎えた今も変わる事なく夢中です。

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続けてしまいました、前回の記事に。
自分自身、「続きは無いのでは?」とも思っていたのですが、やはり理由の一端だけを説明して、もう一方が梨の礫では如何にも片手落ちと感じたわけです。

さてさて。
私がJARL会員を止める頃に聞こえ始めたのが、くだんの組織に係る「良くない噂」でした。
曰く、連盟を半ば私物化しているが如き役員が居るだの、その為に自派閥の人間だけで我が身の回りを固めようと画策する輩が居るだのと・・・etc
まるで、どこかの地方自治体や既存政党まがいのスキャンダルだなぁと感じたのが本音でした。

もっとも、当該組織の外に居り、あくまでも「噂」としてのみ聞く事しか出来ない自分には、事の真偽を確かめる術も無いのですが。
「火のない所に煙は立たぬ」の諺通り、私にとっては「煙」だけでも十分な「止める理由」でした。
今のJARLは、どうなのでしょう?
昨今の巣籠り需要の増加から、ハムという趣味にも俄かなスポットライトが当てられているとの事ですが、そうした背景による会員数増があったとしたら、依然として浄化されずに旧態のままを続けているのでしょうか?

それにしても、何故にこうも「人」というのは腐り易い生き物なのでしょう?
少しばかり何かの権限や影響力を得ると、途端にそれを振り回し乱用し始める。
上に立つ人間ほど、誰からも後ろ指を差されぬ様、公明正大でなければならないと思うのですが・・・
これは、他の多くの組織に於いても同様の事が言えるわけで、まことに残念でなりません。

by JI1OFO
 

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私がJARLを退会して、何年になるでしょう?
止めてしまった理由は、オンエアーする頻度の低い自分のハムライフに鑑みると、QSLカードの転送サービスから受ける恩恵が薄い事。 もうひとつは、その頃チラホラ聞こえて来た「JARL運営に関する芳しくない噂」の2つです。

1番目の理由というのは、多くの会員の皆様にとっても、会費を支払いメンバーとなる最大の目的なのではないでしょうか?
昔からそうですが他局との交信時には、さも当然と言った感じで「カードはビューロー経由で送ります。」とのやり取りがなされています。 そうなると、CQを出して(もしくは受けて)交信するからには、JARLに入会して居ないと少々都合が悪い。 今時、個別に切手を貼って郵送する等という選択肢もあまり無いでしょうから、会員でないとなると「No QSL」を告げる(もしくは告げられる)事になってしまう・・・(これも極端な答えだとは思うのですが)

ここ最近は、コロナ禍の影響から仕事でも「テレワーク」という形態が進み、以前であれば紙媒体に押印というスタイルが当たり前であった物が、「電子署名」や「電子印鑑」に移行しつつある。 であれば、アマチュア無線の世界だって、「e-QSL」による交信証明がもっと増えても良いと思うのですが・・・ なかなか進みませんね、国内では。

さてさて、私の場合。
「交信数が少ない=QSLカードの交換数が少ない」のは、まったくもって自分自身に原因があるわけで、JARLと言う組織のせいではありません。
只、退会した理由が「QSLカードの転送サービスから受ける恩恵が薄い事」となると、それ以外に取り分け会員のベネフィットが無いとも言えるわけで、これではあまりにも悲し過ぎますよね。
そもそもJARLと言う組織は、アマチュア無線を愛好する者を代表する団体なわけで、無線を嗜む市民と御上との橋渡しこそが本分。 事と次第によっては、電波利用に関する国の悪政や行政の横暴と戦い、日本のハムの権利を守る事こそがお仕事の筈だからです。
私の様に「QSLカードの転送業務」以外に恩恵を感じられない人間が多いとしたら、JARLは今一度ご自分の存在理由を確かめ直すべきでしょう。

続く(続かないかも知れないけれど・・・^^;)

by JI1OFO

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筑波山での山登りネタで引っ張ります。

高い所へ上ると付き物であるのは、「電波鉄塔」ですね。
様々な場所に様々なアンテナが設置されているわけですが、そうした鉄塔を見掛けるとついつい見上げて、更にはアンテナの細部に見入ってしまうのは、やはり無線を趣味とする者の性なのでしょうか?

筑波山山頂付近にも、実に色々なアンテナ群が設置されいます。
ネットでざっと調べただけでも、NHKを始め、日テレ、フジテレビ、テレビ朝日、TBS各社の共同タワー、NTT、JR東日本、警視庁、筑波大学などの各中継局など。
青空をバックにパチリと一枚、記念写真を撮ってしまいました。

by JI1OFO

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先週末、茨城県の筑波山山頂から移動運用するかもよ?とのアナウンスをした訳ですが、結局のところ実施叶わず、バッグから無線機を取り出しすらせずに下山してしまった「約束の不履行」をお詫び致します。

と言うのも、山道が思いのほか混んで居り、想定を遥かに上回る時間を要した為、山頂に着くや否や駐車場を目指し山を下る羽目に陥ってしまったからです。
まぁ、もう少し早く自宅を出発すれば良かったんでしょうが、紅葉の季節前の今、まさかあれ程混み合うとは予想だにして居ませんでしたよ。
女体山の山頂まで後200mと書かれた立て看板の位置から、実際に山頂を踏むまで1時間以上も掛かったんですから!
口から出まかせの言い訳ではない証に、証拠写真を一枚載せておきたいと思います。

次回は、早起きして頑張ります。

by JI1OFO
 

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本日、筑波山頂にて移動運用を行う・・・かも知れません。
主たる目的が同行者との山登りなので、時間的制約&疲労度にもよりますが、DJ-G7は携えて行くつもりです。
もしも、コールサインがお耳に入りましたら、お相手ヨロシクお願い致します。

by JI1OFO

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巷では、モバイルバッテリーを無線移動運用の補助電源として活用する事が流行っているそうな。 最近のモバイルバッテリーは、コンパクトサイズで大きな容量を持つ物が出て来ているので、確かにそれを利用しない手はありませんよね。 そこで、私もそのムーブメントに乗っかってみる事にしました。

但し、通常モバイルバッテリーの出力は5Vで、無線機の付属バッテリーを充電する為には12V程度の電圧が必要。 そこで、必然的に「パワーデリバリー」なる機能が不可欠になるわけですが、手元にはダイソーで購入した上記機能無しの物しかありません。 新たに買うのも癪なので、中段に昇圧ユニットを噛ませる事にしました。

試しに繋いでみると、これでも何とか12Vまで上がり、DJ-G7を充電してくれます。 くだんのハンディー機の付属バッテリーは1200mAhで、ダイソーバッテリーは(これでも)10000mAhありますから、結構強力なヘルパーではないか?と。

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市販の抵抗器で組む、簡易版の50Ωダミーロードを作ってみました。 基ネタは、JJ1SUN/野村氏がQEX誌に書かれた記事です。
用意する物は、200Ω/3Wの酸化金属皮膜抵抗が4本と角座付きのBNCコネクターが1個のみ。

はんだ付けを終えて実測してみると50.8Ωくらいの値で、アマチュアの測定用途には十二分ですね。
耐入力も10Wありますので、QRP送信機の測定などには、お手軽に活躍してくれそうです。

by JI1OFO

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SGC社のオートアンテナチューナー"SG-239"は裸のユニットなので、実戦へ投入するにあたり、プラスティック製のケースに収めました。
「これ」プラス「6.5m長バーチカルエレメント」で、移動先でのHF運用を目指します。

チューナーの規格を見ると、7MHz帯以上でオペレートする為のアンテナ長は「9'(約3m)ミニマム」であり、3.5MHz帯まで出たいとなると「40'以上(13m超え)」のアンテナが必要なので、必然的にロングワイアー等への移行という事になりそうです。
ここは大人しく、「7MHzより上」で満足したいと思います。

先日も書きましたが。
後は重い腰を上げて、どこかへ繰り出すだけですね。 そこが一番のネックなんだけど・・・(^^;)

by JI1OFO

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今、なにかと世間を騒がせている「ビバポール」。 私も秋の移動運用に使用すべく、6m長の物を一本購入しちゃいました。

「ビバポール」とは、言わずもがなホームセンター「ビバホーム」で売られているオリジナル商品(?)の伸縮ポール。 正式な商品名は「アルミロングポール」だそうな。
アルミ製なので軽く、強風時下での耐力は未知数ですが、安価で気軽に買えるところが魅力です。
まさか販売元も、アンテナマストとして使われるとは思わなかったでしょうな。 それが証拠に注意書きに、「この商品は清掃用具取付用ハンドル(柄)です。」と書かれて居りました。
まぁ、「用途以外の使用はしないで下さい。」とも記載があるので、アマチュア業務への転用は、あくまでも自己責任で。

さて、そのビバポールの中段辺りに、テレビアンテナ用のステー金具を取り付けました。
Φ25mmパイプ用の物が、クッションの為の薄いゴム板を挟み込んでほぼピッタリ!

後は重い腰を上げて、どこかへ繰り出すだけですね。 そこが一番のネックなんだけど・・・(^^;)

by JI1OFO

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つい先だって、俄かに活用する事を思い立ってプラグの交換を行ったTELEX社のヘッドセットですが、他の入出力機器(マイクやスピーカー等)との円滑な切り替えを行う為、簡単なスイッチングボックスを作りました。
I/Oの詳細は、マイク入力及びフォーン出力用としてφ3.5mmのジャック×2、無線機への接続用の8極ジャック×1、外付けPTT用のφ3.5mmのジャック×1と言う布陣。 後は、スイッチングボックスのパネル面に於いても送信・受信の切り替えが可能な様、昔懐かしい「シーメンスキー」という全体構成です。

俗に言う「シーメンスキー」。 元々はドイツのジーメンス社が電話交換機の為に開発したスイッチですが、セルフクリーニング機構による接点不良の少なさと構造的な堅牢さから、昔は自作・メーカー製を問わず広く無線機に利用されたものです。
そんな「手動接点式スイッチ」の優等生であるシーメンスキーではありますが、唯一の欠点を挙げれば、取付け面に開けるスリット状の細長い穴の加工が面倒且つ難しい事で、ドリルで複数の穴を穿ってからヤスリでゴリゴリ削る工程は、素人工作者の私にとっては、昔も今も変わらない苦戦を強いられる作業。 スリットの真っ直ぐさと幅の均等性を追い求めて、穴がどんどんと大きくなってしまった過去の苦い経験が蘇りました。

さてさて。
ん十年ぶりに実施したシーメンスキーの取り付けでしたが、多少不細工ながらも加工は無事に終了し、事のついでにケース内部にマイクアンプとヘッドフォンアンプも組み込みましたので、様々なタイプの入出力機器に対応してくれるものと期待して居ります。
今回使用したタカチのアルミケース"YM-300"には、まだまだタップリとスペース的な余裕がありますので、今後更に何を内蔵させるかも楽しみです。

by JI1OFO


e-box

私の住む北関東の某所から秋葉原へ行こうと思ったら、電車1本・1時間弱の所要時間でアクセス可能なわけですが、なにせこのコロナ禍の昨今ですから、すっかり「近くて遠い」エリアになってしまっているわけです。
とは言え、趣味の「電気いじり(実際に電気をいじり回す事はしませんが)」の為に電子部品の調達は不可避なので、最近はもっぱらネット通販に頼りっ切りなのは、多くのご同輩と同じなのではないでしょうか?

しかしながら、秋葉原に於けるパーツ探しの楽しみには、目的外の物・掘り出し物を見て歩く事も含まれますので、ネット通販では「目的は果たせても余禄に欠ける」、ちょっと寂しい状態であるのは否めません。

そんな秋葉原探索で外せないポイントに、ラジオセンターの2階に在る山本無線の「e-Box(レンタルボックス)」がありますね。
並べられた商品に強く食指を刺激さても、お値段を見ると腰が引けちゃう事も少なくないのですが、透明なケースの内側をひとつひとつじっくり眺める楽しみは、やはり現地へ行かなければ味わえません。
一日も早く感染症が治まり、また嘗ての様な「秋ブラ」が心置きなく出来ますように。

by JI1OFO

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